タグ: 木村由香里

　男の性欲は時として理性を狂わせる。
　飢えた野獣が獲物を襲うごとく
　力ずくで女体を貫く、性犯罪の悪夢を描く。 
　オールレア作１４６分ロングラン

出演女優（前半）：小籠ひな　香取麻希　 木村由香里
　　　　　　（後半）：麻生サヤ　ほか（不明）

評＞
　前後２部構成で、前半は篠原五月がメガホンを取る
　性犯罪を女性の細やかな視点から描く異色作品集。
　後半はおなじみヘンリー師一流の下品オンパレードｗｗ
　性犯罪に理屈もヘッたくれもないと縦横無尽に
　暴れまくってくれます。
　なお後半は出演者のクレジットが
　ありませんが出てくる女優は後半のほうが多いです。
　（名前がはっきりわからないのが残念） 

　楽しめる「レア作」一杯の本作の中でもワタシひと押しは
　「生徒にマワされる女先生」
　これワタシのお気に入り作で長いあいだ出典が不明でしたが
　ようやく初出がS-1というナンバーの「AV発射爆弾 過激派」での
　冒頭にある「教師、聖職に非ず」より、女優名が「麻生サヤ」と
　判明いたしました。
　女教師サヤが学校のかげで同僚男性教師小沢と一発やっている
　ところを甲斐ら不良学生共に見られ、後日そのことをネタに
　バラすと脅されたサヤ先生。
　そのがくせい達に連れられて廃屋の中で次々に犯される、
　という小品。
　甲斐・中川ら悪ガキ達にいっせいに責められ、ボロ家でスーツ姿の
　女教師が順番に無造作に挿入されて、しだいに本気で感じていく
　さまがサイコーにエロくて抜けます。

　もうひとつ、部屋に一人でいる主婦を訪問する水道屋を装う真木。
　女を化学用語でケムにまいてドサクサにまぎれ睡眠薬入り
　の水を飲ませて眠らせ、居間でおもむろに性交して逃げる。
　初期によくあった
　「ソーシャル手口」の代表例作品ですがリアルなハラハラ感が
　好きなパターンです。
　リアルすぎて最近はこのパターンは自主規制したんでしょうか。
　惜しいことです。 

　他にもエフエー初期の匂いがする荒々しい強姦シーンがたくさん
　あってお得。当時は若かった常連男優が息をはずませています。
　絶対のおすすめ。 


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リアリズムＳＥＸ

日本性犯罪史７