月: 2018年3月
FA-22 裕子の悲しい海 集団暴行殺害事件
◎黎明期FAのレイプ事件パターン完成形!
輝ける青春の恋に
胸おどる裕子の夏は
壮絶な痛ましいドラマで終わった——-
出演女優:利根川裕子
主な男優:池島ゆたか
企画:奥村ひとみ
脚本:松本敬子
編集:友田友一
撮影:オグロック塚本
監督:ヘンリー塚本
あらすじ>
恋人同士の裕子と男が毎回この海岸に現れ
たわむれては廃屋でSEXをしていくことを
知っていた池島と宮本は、この日も覗きに
来ていた。
子分の宮本からビビってると言われた池島は
勢いで、裕子が一人になったところを襲い
2人がかりで犯す。
あとを恐れた2人は・・・・。
評>
FAナンバー2ケタ前半は、レイプを扱ったものが
ほとんどである。しかも、全く救いようのない
ハードな展開ばかりだ。
本作もその範疇である。
たとえば一度マワして逃がした裕子を、顔バレを恐れ
戻って首絞め。さらには通りがかりの男が
裕子の犯されたまんまの裸を見て、死姦して
逃げる、などなど。
無関係な男がドサクサにまぎれて犯していく
パターンは近作でもよく見られた。
撮影ではいつもの海岸で、いつもの廃屋が舞台。
FA-39「弱肉強食のSEX2」には「チンピラどもの夏」
として収録されている。
ヒロインの利根川裕子はスレンダーな美人で
見たところ他の出演がなく、貴重な一発女優だ。
FA-29「女性自身」のヘンリー師のコメントによると
実は砂浜でのレイプシーンでは、2人の
あまりの手ひどい扱いに、本当に怒ってしまった
とのこと。見ると確かに形相がゆがんでいる。
盟友島田氏(監督や企画務める)によると、まさに
「本物のレイプシーンになっちゃった」。
FA男優池島は、近作ではFA-975「愛欲」で
スポット出演したのみでほとんど出演がないが
黎明期はFA-67「狼よ牙をとげ」の主演など
他のチョイ役を含めよく出ていた。
この頃山本竜二の出る狂気レイプ数作とともに
FAのルーツを探る貴重な作品である。
●●● 懐かしの90年代ロマン派エロビデオ-今でも新鮮!●●●
リアリズムSEX
裕子の悲しい海
集団暴行殺害事件
FAプロ ヘンリー塚本監督作品 FA-22 45分 シネマK
Z-A 接吻 超リアリズム映像
◎あの中村企画さんのサイトにもない、FAプロ最古ビデ倫審査前の超超貴重なテープ!!!
舌がからみ、唾液がしたたる、
むさぼり合う男女の熱く激しい
ディープキッスの数々・・・・・
クローズアップでとらえた
生つばのみこむその迫力!!
出演女優:不明(3人以上)
主な男優:島田吾一 ヘンリー塚本 他、おそらく友田(佐藤)友一
内容>
それぞれの男女のディープキスを近距離大映しで
カットごとにとらえたもの。
評>
あの中村企画さんには今では入手不可能な
FAプロ黎明期の貴重な作品が展示されている
(ただし創業期の作品はほとんど在庫ゼロ)。
http://n.kikaku.v.wol.ne.jp/fa1.htm
ここでトップには「下記の3本はビデ倫審査を取る前に
制作された貴重な作品と思われます」という紹介つきで
FAZ-1~3の3本の作品がパケ画で上げてある。
FAZ-01「性器接吻-新婚の夜」横山リカ・佐藤友一
FAZ-02「セックス・愛と誠」Mともえ・Mみゆき」
FAZ-03「女体と陰毛・-みよちゃんのお◯◯◯◯」南もも子・佐藤友一
このパケ画を見ていただければ、本作「接吻Z-A」は、
この3作と「超リアリズム映像」「カラー30分¥12,000」
「F・Aプロ」などの添字は同じだが、
本作にはパケ画自体が存在せず、市販VHSカバーに
コピー紙印刷をノリで貼っただけの、まるで当時の裏ビデオの
ようなパッケージである。
明らかに、上記3作より古いと考えられる、FA考古学上で
貴重中の超貴重品といえるしろものである。
映像にはテロップもクレジットも何もなく、画像のように
「超リアリズム映像」タイトルの「接吻」と表示されるだけ。
キャスト登場では、最初にFAプロ創業者の1人と目される
島田吾一(後に脚本や監督も歴任)が2人の女と
ベロベロのキスシーン、続いて若目の男が、そして
後半には若きヘンリー塚本がヒゲ長髪で現れる。
自らの信念ともいえる口じゅうキスシーンを楽しむ
様子がえんえんと続く。むろんセックスシーンもある。
あとの作品に見られるような顔のアップや凝った照明等
技巧的なものはなにもなく、カメラも落ち着かない様子。
ここから得られる資料としては、FA研究家としては
涙が出るほど嬉しい材料ばかりである。
おそらく同じものは世の中にはないと、断じていえる。
●●● 懐かしの80年代ロマン派エロビデオ-今でも新鮮!●●●
超リアリズム映像
接 吻
FAプロ 監督不明作品 Z-A 30分